３月３日　活動日誌

こんにちは。さかもっちです。３月に入りまして、新しい種目のレッスン開始。スタンダード種目はタンゴ、ラテン種目はチャチャチャ、となります。３日は、男性２名、女性２名の方にご参加いただきました。スタンダード種目　タンゴはじめに、タンゴについての説明。先月のワルツがスウィングダンス、横移動を華麗に魅せる動きをするダンスであるのに対し、タンゴは殆どスウィングを行いません。その為、コンパクトでキレのある動きとなります。タンゴで使用される音楽が、スタッカート、音を短く切るようなリズムということもあり、逆にスウィングをつけてしまうと、リズムに遅れてしまうのです。続いて、ウォークというステップを通じて、タンゴ特有の歩き方とボディの使い方を説明。タンゴでは、身体のしぼりが多用されます。ステップの流れで見ると、しぼりと解放が交互に続いていくのが基本となります。ホールドを組む時から、しぼりが少し入ります。男性、女性ともに、両足を並行に揃えるのではなく、左足を前にし、右足は左足より後方にずらします。この時、左足の太もも、膝の後ろあたりに、右足の太もも、ひざが触れるとよい形となります。この形を意識して、ホールドを行います。ホールドを終えたら、男女ともに気持ち程度ですが、ボディのしぼり、ひねりを入れます。いよいよウォークに入ります。男性は左足前進、女性は右足後退から始まります。この時、男性のリードで、さらにしぼりを入れます。そうすると、男性は右肩、女性は左肩が先行する形となります。２歩目では、逆にしぼりを入れません。男女ともに、先行した肩を維持し、２歩目を出していきます。なぜなら、ここでしぼりを入れてしまうと、ジグザグとした動きとなってしまい、前進（後退）がうまくいきません。この２歩目では、しぼりを入れず、先行した肩と同じ側の足を出すことから、しぼりの解放を行っています。ウォークの行程をまとめますと、男性：　（１歩目）左足前進＋右肩が先行する感じでしぼり　　　　　（２歩目）右肩先行のまま、右足前進女性：　（１歩目）右足後退＋左肩が先行する感じでしぼり　　　　　（２歩目）左肩先行のまま、左足後退しぼりと解放、と説明すると、すごく分かりずらいのですが、ざっくり言ってしまうと、普通に歩くことをイメージしてみて下さい。歩いている時、出した足に対して、自然と反対の腕を振っています。一方で、例えば緊張した時、ぎこちない動きをする時などに、出した足と同じ側の腕が出てしまいます。この”歩く”動作を取り入れたのが、タンゴのウォークになります。ウォークの練習をしてから、ステップのレッスンへ。今回のステップはこちらになります。２ウォーク～リンク～クローズト・プロムナード～バック・コルテ～２ウォーク～リバース・ターン（レディ・アウト・サイド）～ファイブステップ～オープン・プロムナード～スウィブル～コントラチェック各ステップのポイントについては、次回ピックアップしたいと思います。ラテン種目　チャチャチャチャチャチャはリズムが早く、慣れるまではすごく大変で、疲れる～感じがあります。とはいえ、細かいところは抜きにすると、ルンバを早くしたダンスといえます。ルンバと異なる点の一つに、＆（アンド）のカウントで、しっかりリズムを取るところです。ルンバでは、４から１のカウントの際、１はしっかり音を取って、ひと呼吸入れてから２、３で動きます。チャチャチャでは、４と１の間もしっかり音を取り、４＆１と繋げます。１のカウントはひと呼吸入れるのではなく、次のステップの為の動作を入れたり、準備したりします。＆（アンド）カウントの時によく行われるのが、ロックという動作です。ロックは、前進または後退した足に、もう片方の足を近づける、添わせるステップです。前進ロックは、（４カウント目で）右足前進から、左足を右足のすぐ後ろに近づけます。後退ロックは、（４カウント目で）左足後退から、右足を左足のすぐ前まで近づけます。ロックに続き、クカラチャと呼ばれる重心移動を伴う動作の練習。こちらは、次回に触れますね。ステップについてはこちら。オープン・ヒップ・ツイスト～ファン～ホッキー・スティック～ニューヨーク～スポット・ターン～オープン・ヒップ・ツイスト～ファン～アレマーナ～ハンド・トゥ・ハンド～スポット・ターン～ナチュラル・トップ（１回）～クローズト・ヒップ・ツイスト～ファン各ステップのポイントについては、次回にピックアップ致します。ではでは、また！！